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平成29年度企画展「少し昔の家庭の医学」

 明治時代の到来とともに、日本の医療は新時代を迎えました。
 医術開業試験を実施して、医者に免許制を導入したのです。こうして専門的な医学知識を修得した者だけが、医者として医療に従事する制度が整えられました。しかし、医療の近代化の陰で、庶民医療の充実が課題として浮き彫りになっていきます。また、日清戦争から第二次世界大戦にいたる時代、庶民生活は医療を含めてさまざまな規制を受けました。
 こうした背景のもと、とりわけ昭和の日本はまさに「家庭の医学」が充実していった時代でした。新聞や雑誌といったメディアの普及は、庶民生活に一定の医学知識をもたらしました。ひとたび家族の誰かが病気になれば、家族が力を合わせて病気と闘いました。そして、この「家庭の医学」を、村や町の医者、あるいは多種多様な薬や健康法が助けていたのです。
 本展では、昭和の時代を中心に、「家庭の医学」に関するさまざまな資料を通して庶民の「生」に対する切なる願いを紹介します。これによって、健康を願う人々の知恵を解き明かし、当時の心豊かな庶民生活の有り様に迫ります。










《写真》

左:越中富山薬箱/大分県立歴史博物館
右:丸看板「心臓の薬」/岩尾薬舗日本丸館(日田市)

主要展示品

・医術開業後期試験及第之証/個人(大分市)
・薬草土瓶[伝賀来飛霞所用]/個人(宇佐市)
・百味箪笥/岩尾薬舗日本丸館(日田市)
・日本丸/岩尾薬舗日本丸館(日田市)
・各種常備薬/岩尾薬舗日本丸館(日田市)
・桐印懐炉/岩尾薬舗日本丸館(日田市)

会  期 平成29年7月28日(金)~9月24日(日)

開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休  館 日 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその直後の平日)

会  場 大分県立歴史博物館第2企画展示室

ギャラリートーク

     日時:平成29年8月11日(金)/8月22日(火)/9月5日(火)/9月24日(日)
        13:30~14:30

主  催 大分県立歴史博物館

後  援 大分合同新聞社

観  覧 料 平常展観覧料でご覧になれます。

     一般:310円(200円) 高・大学生:150円(100円) 中学生以下:無料

     ※(   )内は20名以上の団体様のお一人様の料金です。
     ※土曜日の高校生の観覧は無料です。
     ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方と
      その付添の方1名は無料です。