HOME > 学校教育 > 健やかな体の育成について

学校教育

健やかな体の育成について
2018年05月07日

現状と課題

○ 近年、子どもたちの生活習慣の乱れ等からくるさまざまな健康課題が指摘されています。本市においても、睡眠時間が十分確保できていない子どもの実態等、健康に関するさまざまな事案が報告されており、子どもたちが自らの健康を守るための知識や実践力を身に付ける取組が求められています。 

○ 子どもの食生活の乱れが指摘される中、本市では、朝食を「毎日食べている」「ほぼ毎日食べている」子どもは約95%となっています。学校教育においても、子どもたちが望ましい食習慣を身に付けられるよう、栄養教諭等を中心に「食育」の推進を図ることが必要です。 

○ 平成27年度(2015年度)調査では、本市の子どもたちの体力運動能力は総合的には全国や県の平均を上回っています。しかし、中学生において運動する子どもとそうでない子どもの二極化が課題となっており、日常的に運動量を確保していく取組が必要となっています。

これからの基本方向

(1)健康教育を推進します。

(2)望ましい食習慣の形成を図る食育を推進します。

(3)学校体育の充実を図ります。

(4)中学校運動部活動の活性化を推進します。

 

主な取組

(1)健康教育の推進

 ①基本的生活習慣の定着

*健康に関する基礎的な知識の習得

*養護教諭等による健康相談の充実

*学校と家庭が連携を図った基本的生活習慣の定着

②薬物乱用防止教育や性教育の充実

*薬物や性に関する正しい知識の習得

*継続した薬物乱用防止教室の開催

*児童生徒の発達段階に応じた組織的・計画的な性教育の実施

 

(2)望ましい食習慣の形成を図る食育の推進

 ①栄養教諭等の専門性を活かした望ましい食習慣の形成

  *「食に関する指導」の全体計画、年間指導計画の作成及び教育課程への適切な位置付け

  *栄養教諭等と担任の連携による教科や給食等を利用した指導を実施

  *給食だよりや食育SATシステム(※1)等を利用した家庭への食育啓発活動

 ②食のまちづくりを目指した「弁当の日」等の取組

  *佐伯市食育作業チームとの連携を図り、家庭、地域への食育についての啓発活動 

  *「食に関する指導」の全体計画、年間指導計画に位置づけた「弁当の日」取組校の増加

 

(3)学校体育の充実

体力向上を図る「一校一実践」(※2)の取組

*体力運動能力調査の分析に基づく「一校一実践」の工夫

  *体育主任会議での各校の実践交流による「一校一実践」の見直しの徹底

  *家庭や地域への各校の積極的な取組発信

体力向上の取組

体力アップ大分推進事業

1 児童生徒の体力向上に向けた「一校一実践」

  ・各学校の体力向上に関する検証改善サイクルを確立し、取り組んだ内容に関して分析することによって、児童生徒の体力の向上を図る。

2 体育専科教員活用推進

  ・体育専科教員を中心に、学校の体育環境を整備するとともに、体育専科教員が有する専門的な知識を活用した体育の授業を行うことで体力の向上を図る。

<平成30年度推進校>鶴岡小学校・佐伯小学校

  ・市内各小学校に体育専科教員を派遣し、体育授業を充実させるとともに、児童の体力の向上や望ましい生活習慣の確立を図る。

3 中学校体力向上推進

  ・中学校における体育学習を一層充実推進させるため、各学校の実態に即した指導計画及び学習指導の方法等について研究する。

<平成30年度推進校>宇目緑豊中学校

 

(※1)食育SATシステム

     誰でも簡単に自分の選んだ食品の栄養価などがわかる体験型の食事教育システム。実物大のフードモデル(料理の模型)を選び、センサーボックスに乗せると、短時間で栄養価などを計算し、モニターで表示し、確認できる。システムを利用して、食生活の改善や食生活の望ましい在り方を考えることができる。

(※2)「一校一実践」

各小・中学校において、各校の実情に応じて、全校で取り組む体力向上のプログラムのこと。

(※3)コーディネーショントレーニング

身体と脳・神経系統のバランスの良い発育を促し、運動の習得効果を高めるためのトレーニング法で、

「運動における一連の過程」を円滑に、正確に行う能力を向上させるためのトレーニングのこと。